教材について
教材については、中学生に関して言えば、原則として、教科書と学校が与えてくれる教材 ( ワーク ・ プリント等 ) だけで十分です。
少なくとも中学段階では、定評のある教材であれば (学校の与える教材もその一つ)、どれを使ってもたいした違いはありません。
それに3年になれば、受験用の教材も渡されるので、それをしっかりやりさえすれば、それだけで難関校にだって十分合格可能です。
それなのに、塾の方からさらに教材を与えられると(親がさらに与える場合もある)、生徒の負担が大きくなりすぎ、結局どちらも消化しきれず、結果も伴わないので自信をなくす、といった悪循環に陥りがちです。 そういう生徒さんをこれまでにもたくさん見てきました。
それではなぜ塾が「(統一)教材」を与えるのかといえば、生徒(学校)によって、教科書・教材がバラバラでは 「グループ指導」ができないためです。
また「個別指導」でも、教える側が、力不足の大学生であったりする場合、あらゆる教科書・教材に対応しなければならなくなる大学生の負担を、軽くしてやる必要があるからです。
また教材販売のメッリトももちろんあるでしょう。
このように塾側が教材を与えるのは、生徒のためというより、塾側の都合である場合が多いのです。
教材がさらに必要なのであればいくらでも紹介しますが、普通は教科書と学校の与えたワークを、試験前にしっかり消化するだけでも実は大変なことなのです。
生徒にとっても、教材は少ないほうがいいに決まっています。 経験上も、あれこれの教材に手を出さずに、1つの教材を、判るまで、解けるまで、何度も繰り返し、完全に自分のモノにしてしまうことが、本人に余計な負担をかけずに、最大の効果をもたらす方法であると、確信をもって言えます。
問題は、“ 教材 ” の方にではなく、その教材の “ 使いこなし方 ”、その中身の “ 教え方 ” の方にあるのです。
以上は、主に中学生のことを念頭に置いて説明しました。
高校生の場合でも、その基本精神においては同じです。
ただ高校生の場合は、教材に関してはいくらかの事情の異なる部分がありますので、お問い合わせいただければ、その点に関して、個別に説明させていただきます。